夢の乙女に永遠の誓いを
(Japanese edition of On the Way to the Wedding)
Book 8 of the Bridgerton Series
1827年、ロンドン。子爵家の四男、グレゴリー・ブリジャートンはひた走り、教会へとたどりついた。愛する女性が、別の男と結婚するのを阻止するために―。その2カ月前、彼は長年の夢だった“運命の恋”に落ちていた。7人いるきょうだいたちがそれぞれ素晴らしい伴侶を得たのを見るにつけ、当然のように自分もと思っていたのだ。一目ぼれしたお相手は金色の巻き毛の天使、ハーマイオニー。だがその地味な親友、ルーシーが親切心から教えてくれたのはハーマイオニーには好きな人がいるということだった。なぜ彼女は運命を感じていないんだ?とまどうグレゴリーにルーシーが授けてくれた案は無関心な態度を取ることだったが、作戦は失敗。だがグレゴリーはぶつぶつ言いながらも、いつしかルーシーとの機知にとんだ会話を楽しむようになっていた。でもそれはあくまで友人としてに限られる。なぜならルーシーには昔からの婚約者がいるから。そして、自分は彼女の親友に恋しているのだから…。はたしてグレゴリーは運命の伴侶を手に入れられるのか?シリーズ完結作にして、リタ賞受賞作品。
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